止め輪の世界
止め輪とは保持部品を簡単に止めるリングのことです。 止め輪を止める軸部に『溝』を設ける必要があるもの、必要がないものに分けることが出来ます。
また止め輪を方向から考えると
1.スラスト方向(軸部に対して180度方向)から挿入する。
2.ラジアル方向(軸部に対して90度方向)から挿入する
3.止め輪を止める軸部に『溝』を設ける必要のない止め輪。
に分類することができます。
C形止め輪
相手物がスラスト方向に抜けないよう穴(軸)に溝加工してはめるリング状の止め輪です。 止め輪は一般的に専用プライヤーで縮めて(拡げて)挿入します。 https://www.tsurugacorp.co.jp/shopping/products/neji/tokusyuneji/tomewa/G00000/?item_id=G00000&utm_source=home_sns https://www.tsurugacorp.co.jp/special/lingp_c.html
丸形止め輪
クリアランス内径(外径)がC形止め輪に比べ小さく相手物への干渉が軽減され、 溝への接触面積が少ないためスラスト荷重が約2/3程度となります。 https://www.tsurugacorp.co.jp/shopping/products/neji/tokusyuneji/tomewa/I00020/?item_id=I00020&utm_source=home_sns https://www.tsurugacorp.co.jp/special/lingp_r.html
ベベル形止め輪
溝位置の加工精度や、相手物のバラツキによるガタツキを抑えることが出来ます。 15度の傾斜をしており止める溝も15度の傾斜にする必要がある。 https://www.tsurugacorp.co.jp/special/lingp_b.html 同心止め輪 リム幅が全周同じ幅でラグ部も無くスリムな止め輪です。 内径と外径の中心が同じタイプの止め輪。 https://www.tsurugacorp.co.jp/shopping/products/neji/tokusyuneji/tomewa/I00800/?item_id=I00800&utm_source=home_sns https://www.tsurugacorp.co.jp/special/lingp_d.html
E型止め輪
相手軸に溝加工しラジアル方向へ挿入する。 弓E形止め輪はバネ性を持っており横からみると弓状になっている。 その形状を利用し保持部品と隙間をなくす https://www.tsurugacorp.co.jp/shopping/products/neji/tokusyuneji/tomewa/G00060/?item_id=G00060&utm_source=home_sns https://www.tsurugacorp.co.jp/special/lingp_e.html
クリセント形止め輪
外径が小さく、狭いスペースでの使用が可能です。 https://www.tsurugacorp.co.jp/shopping/products/neji/tokusyuneji/tomewa/I00080/?item_id=I00080&utm_source=home_sns https://www.tsurugacorp.co.jp/special/lingp_k.html
U形止め輪/K形止め輪
溝に接触する部分が多いため、E形止め輪に比べスラスト荷重が高くなります。 ドライバーなどの工具で取り外しが出来ます。 https://www.tsurugacorp.co.jp/shopping/products/neji/tokusyuneji/tomewa/I00090/?item_id=I00090&utm_source=home_sns https://www.tsurugacorp.co.jp/special/lingp_uk.html